タイ旅 第5話(1) 本旅最大イベント・・義母の法事(1) 大規模な買い出し

この記事を更に家内の実家で書いている。

これが法事というのかどうかわからないが、タンブン・ローイワン(ทำบญร้อยวัน タイ語で100めの祭祀と言われる、義母の葬式後100日めより後に催す、死者を弔う死後2度目のタイ仏教儀式である。(注1) この儀式のメイン・イベントは僧侶と共に死後の幸せ(適当な仏教用語がわからない)を祈るものである。 日本同様、死者の幸せと生存者の幸せを被せている。

サブ・イベントとして重要なのが仏教出家者を送り出す事で、これにより、死者は救われるので、必ず一人以上は必要である。 自宅を出て親戚縁者は音楽隊(現代ではバンドと言うかもしれない)と共に踊りながら村を練り、修行寺に出家者を送り出す。

最後は夜中まで行われるショーで、興行屋を呼び親戚縁者と村人に楽しませる。

準備期間は3ヶ月以上前から、家内の親戚によって準備されてきた。 主な労働がやってくるのは1週間前からで、先にい記事にした池の魚とりに始まった。

それから親戚縁者は数十人単位(常時50人~100人)で仮設テントの中で飾り付けと食事を作り始める。 食事と書いたが、この1週間の労働はボランティアである代わりに、3度の食事が提供され、最初の数日はその食事作りの為に当てられるので、純粋な儀式の為の食事だけではない。

その材料やるや途轍もない量で、1週間前の魚とりより更に前の日、小売問屋MAKRO(注2)に行き買い出しをした。 MAKROより安い飲み物やら仏具、お供えは(注3)仏具屋で買う。 その量はピックアップトラックで10回分程で、その殆どを自分が運転して家内、実家の嫁と買い出しに行った。 
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他に米は何百キロかと、豚7匹(タイは内臓と骨皮含む)やそうめん(カノムチム)数十キロなどは配達された。この旅の目的はこの買い出しの手伝いが二番め、一番重要なのは法事の催主となる事であった。(注4)

第5話(2)に続く

<本文注釈>

注1)タンブン・ローイワン(ทำบญร้อยวัน タイ語で100めの祭祀)は葬式よりも大規模で重要な儀式である。 100日と記述したが、100日以降ならヨシとされている。 義父のときも参加したが、催主ではなかった。 このときは出家者2人を送った。

注2)家から56km離れたウボンラチャタニにある。 ここだけで何度もピックアップ満載で帰った。 MAKROはタイ語でแม็คโครと記述されるのでタイ語の発音はカタカナで書くと「メッコー」に近い。 マクロと言っても通じない場合がある。 日本で言うならコストコ(行った事ないから知らないが、会費いるってトコが日本の商道徳に合わないと自分は考えている。 外国資本だからドロボーありきか?売り方は今後日本で必要かも) 一番重かったのがビールで、これはMAKROでなく、町の酒問屋だったが、トラックの前が浮き、対向車が何度もハイビームのフラッシングで注意を受けた程だ。

注3)一番嵩として大きいのが四角枕と三角枕で、次にバケツに入ったお供えセット(生活品)で、お寺にお供え&寄付するものだ。 この品の性質上値切る事はできないので、仏具屋は現代の所得増加に並行してのび上がり+加速度がついて大儲けというハナシだ。

注4)何故日本人である自分が催主かと言うと、家内が父母にとって最後に残った子だったからで、催主は男の役目という論理からだ。 面白そうなので引き受ける事にした。 

大体、現地人でさえもガイド(祭祀をサポートする)に従って行う祭祀はガイジンが上手くできるハズもなく、怒られる事などない。 逆に村人に助けてもらえてその事がきっかで親しくなれたりする。

ただ、僧侶の長(オサ)で厳しい僧がいて、彼の思うようにいかないと機嫌が悪くなったりするようだ。 彼は10年来、自分の天敵であるが、そんなことはタイ人の前では絶対に言えない・・日本人は宗教にあまいか。 タイの仏教については参考書読んで頂戴↓下をクリック。

自分は一切タイ仏教の本読んでいません。 ネットに限らず報道や発行本の情報は聴者読者が知らぬ事を良いことに思いつきや想像で書いてる事も多いので、信じてはイケナイ。(実際さっきネット上でタイ語表記でヘンなものがコピー拡散されてるのを発見した) 自分の記事も同じく、信じてはイケナイ部分もあるが、催主となってる点で祭祀のアクションについてはアドバンテージがある。 

以上

タイ上座仏教と社会的包摂 -ソーシャル・キャピタルとしての宗教- - 櫻井 義秀, 櫻井 義秀
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週末ちょっとディープなタイ旅 (朝日文庫) - 下川 裕治, 阿部 稔哉
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教養として学んでおきたい仏教 (マイナビ新書) - 島田 裕巳
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